赤ちゃん 花粉症 予防 対策 予防接種
もうすぐ花粉症のシーズンがやってきますね。
毎年花粉症に苦しんでいるママやパパも多いのではないでしょう。

「もしかして…赤ちゃんも花粉症になるの?」そんな風に心配になったことはありませんか?

今回は、赤ちゃんの花粉症予防対策や予防接種は打てるのか?などの疑問にお答えしちゃいます!

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赤ちゃんも花粉症になるの?

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そもそも花粉症とは?

花粉症は、スギやヒノキなど植物の花粉が原因で起こるアレルギー反応のことを指しています。正式には、アレルギー性鼻炎など、症状に応じて「アレルギー性○○」という病名が付きます。

なぜ、花粉でアレルギー反応が起きてしまうのでしょうか。それは、「IgE抗体」というタンパク質が関係しています。

IgE抗体は、花粉などの異物が侵入するたびに体内の免疫システムによって作られ、どんどん蓄積していきます。その蓄積が一定量を超えてしまうと、なんと!アレルギー反応を引き起こしてしまうのです。

つまり、IgE抗体が一定量を超えるほどの花粉をたくさん体内に取り込むと、花粉症になってしまうというわけです。

赤ちゃんも花粉症になるの?

「赤ちゃんも花粉症になるの?」と疑問に思った方も多いと思いますが、その答えは「YES」。赤ちゃんでも花粉症になる可能性があります。
現在、約2.1%の赤ちゃんが花粉症になってしまった、あるいはその疑いがあると言われていて、その割合は年々増加しています。

ただし、赤ちゃんと言っても1歳前後の赤ちゃんが中心で、新生児の赤ちゃんは含まれていません。

なぜ、新生児の赤ちゃんは含まれていないかというと、【1回だけの花粉シーズンでは、IgE抗体が一定量を超えるほどの花粉を体内に取り込むことはない】と考えられているためです。
つまり、1回の花粉シーズンも経験するかわからない新生児の赤ちゃんが、花粉症になる可能性は極めて低いというわけですね。

アトピー性皮膚炎や喘息など、もともとアレルギー体質の赤ちゃんは、花粉症にもなりやすい傾向があると考えられています。

赤ちゃんの花粉症、どうすれば判断できるの?

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花粉症の症状は?

大人の花粉症の症状と言えば、クシャミ・鼻水・鼻づまりが代表的ですね。その他、目のかゆみや充血、のどや肌の乾燥、咳が出る、などの症状もある場合が多いようです。

赤ちゃんの花粉症の場合は、主に【鼻づまりと目のかゆみ】の症状が強く現れます。また、赤ちゃんはよく風邪を引きますよね。そのため、赤ちゃんの花粉症は、症状だけでは気付きにくいことが多いのです。

でも、風邪であれば、1週間ほどで症状が落ち着いてきますが、花粉症の場合はシーズンが終わるまで症状が落ち着かない場合がほとんどです。
また、「最近、よく鼻や目をこすっているな…」「口呼吸が続いているな…」など、毎日赤ちゃんと接しているママやパパなら、いつもと違う我が子の様子や行動に、きっと気づくはず。

「何だかおかしいな…」と気が付いた時点で病院に連れていきましょう!

どうやって花粉症だと判断できるの?

病院で花粉症だと判断するためには、ママやパパからの問診に加え、【血液検査】を行うことが一般的です。採取した血液に含まれるIgE抗体の量で花粉症かどうか判断します。

ただ、赤ちゃんの細い腕や血管に注射針を刺すのが可哀想だ・・・と思うママやパパもいますよね。
実際、私自身も1歳になったばかりの我が子が採血をしている姿を見るのはとても辛く、思わず涙が出てしまったものです。(花粉症ではなく、食物アレルギーのための検査でしたが…)

少しでも不安に思うママやパパは、検査の内容や必要性をお医者さんにきちんと質問し、説明してもらってくださいね。ママやパパが納得したうえで、検査や治療をお願いするようにしましょう。

何科に受診すればいい?

赤ちゃんの場合、何科に受診するべきなのか迷ってしまうママやパパも多いことでしょう。
ここでは、オススメの診療科をご紹介しますので、病院やクリニック選びの参考にしてくださいね。

① 耳鼻咽喉科または眼科

鼻・喉の症状が酷い時には「耳鼻咽喉科」へ。目の症状が酷い時には「眼科」へ。それぞれ受診することをオススメします。

血液検査の他にも、専用の器具を使ってそれぞれの部位を診察してくれますし、必要に応じて処置も行ってくれるからです。

ただし、耳鼻咽喉科や眼科の中には、赤ちゃんは診察してもらえない所もあるんです。受診前に赤ちゃんでも診てもらえるか、電話で確認しておくと安心ですよ^^

② アレルギーの専門医のいる小児科

風邪なのか花粉症なのかわからない。自信がないという場合もありますよね。そんな時には、「アレルギーの専門医のいる小児科」に受診しましょう。

おそらく、病院のホームページや看板に、「小児科・アレルギー科」などと標榜されているはずです。

また、「かかりつけの小児科があるけど、アレルギーの専門医がいるかわからない…」という場合は、「せっかく行ったのに、別の病院にかかるように言われてしまった」なんて事のないように、確認の電話をしてから行くようにしましょう。

赤ちゃんを連れて病院を何件もハシゴするのはとても大変なことですからね。赤ちゃん、ママやパパ、みんなの疲れを最小限にするためにも、事前に減らせる負担は減らしちゃいましょう!

赤ちゃんの花粉症予防対策

赤ちゃん 花粉症 予防 対策 予防接種
赤ちゃんが花粉症にかからないことに越したことはありません!
ここでは、赤ちゃんの花粉症予防対策をご紹介します。

① 外出を控える

花粉と触れる時間や接触する花粉の量が、少しでも減るように、花粉シーズンは外出を控えるようにすることが一番の予防対策です。

とは言え、お買い物などで外に出たい場合もあるでしょうし、おうちの中にずっといることは、ママやパパ自身のストレスにもなりかねませんよね。

そんな時には、なるべく花粉の少ない日や時間帯を選んで外出すると良いです。
花粉は晴れた日の午後に多く飛散する傾向があるようです。そのため、外出は「午前中」のうちに済ませるようにしましょう!また、風が強いと花粉の飛散量が増加しやすいです。風邪が強い日は、外出を控えることをオススメします。
自分では判断できないという場合は、テレビやインターネットのニュースで花粉飛散量の予報を確認しましょう。

また、外出する時には、長そで長ズボンを着せたり、帽子をかぶったり、露出の少ない服装にすることをオススメします。抱っこやベビーカーの赤ちゃんは、ブランケットをかけてあげるだけでも違いますよ^^

② 家の中の花粉の量を減らす

おうちの中にも花粉は入ってきます。その量をゼロにすることは難しいですが、ちょっとした心がけで減らすことはできますよ!

  1. 窓を開けている時間は短時間にしましょう。

  2. こまめに掃除機をかけましょう
  3. 花粉は空気よりも重いので、床に落ちていることが多いです。

  4. 洗濯物や布団は室内干しにしましょう
  5. どうしても外に干したい場合は、花粉をよく払ってから部屋に取り込んでくださいね。

  6. 外出後は花粉を払ってから家の中に入りましょう
  7. 部屋に入ったら、服を着替えさせ、お湯で濡らしたタオルで顔や体を拭いてあげると、なお良いですよ!

  8. 花粉を吸いこむ空気清浄器を使いましょう
  9. 花粉を吸いこむことができる空気清浄器をお持ちであれば、ぜひ活用しましょう。

③ 免疫力を高める

赤ちゃんが花粉に打ち勝てるような、強い体にしてあげることも大切です。そのためには、免疫力を高めてあげる必要があります。

日中はたくさん遊んで身体を動かし、お昼寝と夜の睡眠は十分に眠らせる。離乳食が始まっている赤ちゃんには、月齢に合った食材を積極的に食べさせて食物から栄養を取り入れる。つまり、【よく食べて、よく遊んで、よく寝る】ことで免疫力を高めることができるのです。

規則正しい生活リズムを赤ちゃんのうちから作ってあげることも、ママやパパの大切なお仕事ですよ!

④ 過度に清潔にしすぎない

ここまでご紹介してきた花粉症予防対策と矛盾しているようですが、過剰に花粉との接触を避けることは、逆効果でもあることをお伝えしておきます。

衛生面を過剰に気にして、お部屋はもちろん、赤ちゃんのお手てなどを必要以上に清潔に保つようにしているママやパパが増えているようですね。しかし、極端に清潔なことは、赤ちゃんにとってあまり良いことではないんです。

清潔な環境に慣れてしまっている赤ちゃんは、免疫力が高まりにくく、ちょっとした刺激でも過敏になってしまいます。それは、花粉に対しても同じです。

もちろん、お部屋も赤ちゃんの体も、清潔にしていることはとても大切なことです!けれど、やり過ぎは良くないという話です。
何事も『ほどほど』を心がけましょう^^

赤ちゃんも花粉症の予防接種は打てるの?

赤ちゃん 花粉症 予防 対策 予防接種 花粉症の予防接種があることはご存知ですか?
花粉シーズンが始まる前に、予防接種を受けることで、花粉症を予防したり、軽減させたりする注射です。

主に行われる注射は、ステロイド注射・アレルギー物質注射・ヒスタミン注射の3つです。
しかし、これはあくまでも大人向けの予防接種となります。

赤ちゃんの場合は、生後2か月以降から始まる乳幼児期に必要な予防接種をきちんと受けることが、花粉症予防に繋がります。
中でも、「BCG」の予防接種は、アレルギーに対抗できる「ナチュラルキラーT細胞」という細胞が赤ちゃんの体内に作られるため、花粉症を始めとするアレルギー予防に期待できます。

赤ちゃんの予防接種はとにかく数が多くて、ママやパパは大変だと思います。けれど赤ちゃんが大きな病気にならないためには重要なことです。しっかり計画を立て、時期が来たら早めに予防接種を受けるようにしましょう!

まとめ

花粉症 鼻血 原因
花粉症は、植物の花粉が原因で起こるアレルギー反応です。「IgE抗体」が一定量を超えるほどの花粉と接触することが原因で発病します。

花粉症は赤ちゃんでもかかることがあります。赤ちゃんの花粉症の症状は、主に【鼻づまり・目のかゆみ】です。もともとアレルギー体質の赤ちゃんは、花粉症にもなりやすい傾向があります。

花粉症だと判断するためには、主に【血液検査】を行うのが一般的です。採取した血液の中に、どれくらいの量のIgE抗体が含まれているのかを調べます。
受診する診療科は、【耳鼻咽喉科・眼科・アレルギーの専門医がいる小児科】の中から、赤ちゃんの症状に合わせて選ぶことをオススメします。

赤ちゃんの花粉症予防として、

① 外出を控える
② 家の中の花粉の量を減らす
③ 花粉症にならない体を作る 

などの対策がオススメです。
また、過剰に花粉との接触を避けることは、赤ちゃんにとって逆効果となります。花粉症の予防対策は「ほどほど」に行いましょう。

花粉症の予防接種もありますが、大人向けのものです。赤ちゃんの場合は、乳幼児期に受けるべき予防接種を受けるだけで十分です。
とくに、【BCG】の予防接種は、アレルギーに対抗できる「ナチュラルキラーT細胞」という細胞が赤ちゃんの体内に作られるため、時期が来たら早めに摂取しましょう。

可愛い赤ちゃんのためにも、花粉症の予防対策や早めの予防接種を行って、花粉症から守ってあげて下さいね^^