肩こり 手足 しびれ 病気の可能シエ

肩こりやそれに伴う手足や腕のしびれに悩んではいませんか?

「ただの肩こりだろう」と、侮るなかれ!

症状がひどい場合は肩こり以外の病気の可能性もあるのです。

今回は、肩こりで手足や腕がしびれる原因と、症状がひどい場合に考えられる4つの病気をご紹介します。肩こりの予防法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。


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肩こりで手足や腕がしびれる原因は?

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肩こりは、肩や首、背中などの「筋肉が疲れ」が原因で起こります。疲れた筋肉が硬くなり、血行が悪くなってしまうため、筋肉の中に疲労物質である「乳酸」が溜まり、「こり」を引き起こすのです。

肩こりになりやすい条件は、デスクワークや長時間運転など、同じ姿勢を長時間取り続けることが挙げられます。また、近年ではスマートフォンを長時間いじっていたり、姿勢が悪い状態を長時間取り続けることも、肩こりの原因となるのです。

では、なぜ肩こりで手足や腕がしびれてしまうのでしょうか?

私たちの体には、体の各部からの痛みなどの刺激を、脊髄や脳へ伝える「神経」がたくさん通っています。肩こりが起こることで、固くなった筋肉が神経を圧迫し、手や腕、足に伝わって、しびれの症状が起こるのです。

ただし、肩こりや手足や腕のしびれがひどい場合には大変な病気の可能性もあります。

こちらは次の項目で詳しくご紹介しますね。

病気の可能性も!?考えられる4つの病気

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肩こりだと思っていたら、他の病気だったということは珍しいことではありません。肩や首の病気は、まだ納得できるかもしれません。

しかし、脳や心臓、さらには内科的な病気である可能性もあるのです。

ここでは、考えられる4つの病気をご紹介しますね。

① 頸椎椎間板ヘルニア


首は様々な動きに対応できるよう、7つの細かい骨「椎骨(ついこつ)」が積み重なってできています。その骨と骨の間には、「椎間板(ついかんばん)」というクッションのようなものがあり、お互いを繋ぎ、衝撃を和らげているのです。

頭は首によって支えられていますが、その重さは、体重50Kgの人で約5キロ。うつむくなどの姿勢をとると、その約3倍の負担が首にかかると考えられています。

頸椎椎間板ヘルニアは、首への何らかの衝撃で、椎間板が外に飛び出すことで起こります。この飛び出した椎間板が、手や足、腕に繋がる神経を刺激することでしびれを引き起こすのです。

ちなみに、肩こりや手足・腕のしびれの他に、脱力や排尿障害などの症状も現れることもあります。

頸椎椎間板ヘルニアと肩こりは症状が良く似ています。

ですが、まったく異なる病気ですので、治療法も異なります。肩こりがいつまでも治らない。徐々にひどくなっている。という場合には、頸椎椎間板ヘルニアを疑って整形外科を受診してみましょう。

② 消化器官の病気


消化器官に病気がある場合にも肩こりとそれに伴う手・足・腕などのしびれが起こることがあります。思い当たる症状がある場合は内科を受診しましょう。

胃腸の病気


胃潰瘍や便秘、下痢など胃腸の調子が悪いと、血行が悪くなったり、筋肉が硬くなったりします。そのため、様々な部位に不調が起こります。「血行が悪い」「筋肉が硬くなる」といえば「こり」の特徴ですよね。

つまり、胃腸の病気で肩こりが起こることは例外ではないのです。また、肩こりの他に背中のこりも起こることがあります。

肝臓の病気


肝臓が受けた刺激は、様々な部位を介して肩にまで伝わるようにできています。そのため、肝炎などの肝臓の病気によって肩こりが起こることがあるのです。

この場合、「右の肩だけがこる」ことが多いのが特徴です。

腎臓の病気


腎炎などの腎臓の病気の場合も肩こりが起こります。この場合、「通常の肩こりよりも強い痛み」であることが特徴です。


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③ 心臓の病気


狭心症や心筋梗塞などの心臓の病気でも肩こりが起こることがあります。

心臓の病気で発生した痛みが、首の後ろや胸、肩にまで伝達され、痛みがそれらの部位の筋肉を緊張させることで肩こりになるのです。

この場合に起こる肩こりは、心臓が位置する左側であることがほとんどです。肩こりの他に、背中全体が痛くなることもあります。

命にかかわる可能性がありますので、思い当たる症状がある時には早めに心臓血管外科や循環器科を受診しましょう。

④ 脳の病気


脳梗塞やくも膜下出血、脳出血など、脳の病気によっても肩こりになることがあります。

脳に何らかの疾患が起きると、脳の酸素が不足します。すると、体は脳へ優先的に酸素を送ろうとしますので、今度はその他の部位が酸素不足となってしまうのです。

酸素不足になると血流が悪くなり、筋肉が硬くなったり、乳酸が溜まりやすくなりますので、肩こりが起こりやすくなります。

また、脳の病気の場合、左右どちらかの手足や腕にしびれが起きたり、頭痛や嘔吐などが起こることがほとんどです。

こちらも命にかかわる可能性がありますので、思い当たる症状がある時には早めに脳神経外科や神経内科を受診しましょう。

⑤ その他


その他、糖尿病や低血圧、妊娠などでも、肩こりやそれに伴う手足、腕などのしびれが起きることがあります。

また、多発性硬化症やギランバレー症候群などの難病の可能性もないとは限りません。

普段の肩こりやしびれよりも痛みが強かったり、だんだん症状がひどくなっていったり、いつもの症状と少しでも違うと感じる症状があれば、迷わず病院に行きましょう!


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肩こりを予防しよう!

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肩こりやそれに伴う手足や腕のしびれが起きないように、自分で予防をすることも大切です!

今日からでも始めることができる、お手軽な予防法をご紹介しますので、ぜひ試してみて下さい。

① 姿勢を正す


腹筋とお尻の穴を引き締めます。さらに、背筋を伸ばして顎を引きましょう。

はじめは辛いかもしれませんが、少しの時間でも姿勢を正すよう意識してやってみて下さい。そのうちに、自然と姿勢が良くなり、肩こりやそれに伴うしびれの予防に繋がりますよ。

② 荷物の持ち方に気を付ける


いつも同じ方の肩や手、腕で荷物を持ってはいませんか?

左右どちらかばかりに負荷をかけることでも、肩こりやそれに伴うしびれの原因となってしまいますので、左右交代して荷物を持つように意識しましょう。

③ ストレスを溜めない


ストレスを溜めないようにすることも肩こり予防には大切なことです。

十分な睡眠をとり、適度な運動をしたり、趣味を楽しんだりしてストレスを溜めないようにしましょう。

ちなみに、水泳のクロールや背泳ぎは肩こり予防にもってこいの運動で、リフレッシュもできますのでオススメですよ!

④ 体を温める


冷えは筋肉を硬くし、肩こりの原因となります。

肩や首を冷やさないよう、ストールや上着などを上手に使って冷えを防止しましょう。

体が温まると血行が良くなり、肩こりやそれに伴う手足や腕のしびれ予防になりますよ!

⑤ 食事に気を付ける


食事内容に気を付けることでも肩こり予防が期待できます。

ビタミンE


ビタミンEは、血行を良くし、乳酸が溜まりにくくする効能があります。

ビタミンEを豊富に含む食材は、ナッツ類や大豆製品、カボチャやモロヘイヤなどの緑黄色野菜、魚介類などが挙げられます。

ちなみに、ビタミンEには抗酸化作用があり、老化防止にも効果があるため、肩こりを予防できて、老化も防止できる。まさに一石二鳥ですね!


鉄は全身に酸素を運ぶ働きを持ちます。筋肉にきちんと酸素が届くようになれば、乳酸が作られにくくなるため肩こりの予防に繋がります。鉄を豊富に含む食材は、レバーやあさり、小松菜や納豆、ヒジキなどが挙げられます。

女性は特に鉄不足になりやすく、貧血気味だという方も多くいますよね。

肩こり予防に加え、貧血予防としても、ぜひ、鉄が豊富な食材を意識して取り入れてみて下さいね。

クエン酸


クエン酸は乳酸を排出させる効能を持ちます。そのため肩こり予防に繋がります。クエン酸を豊富に含む食材は、梅干しやレモン、グレープフルーツなどが挙げられます。

クエン酸には疲れを取る効果もありますので、お疲れの方にはオススメですよ!

しょうが


しょうがは体を温める効果があるので、肩こり予防にはもってこいの食材です。ぜひ、積極的に摂取しましょう。

ショウガの他にも、トウガラシやニンニクも体をあたためる効果があります。

まとめ

肩こり 手足 しびれ 病気の可能シエ

肩こりは、疲労によって硬くなった筋肉により血行不良が起こり、乳酸が溜まることが原因で起こります。肩こりによって手足や腕がしびれるのは、硬くなった筋肉が手足や腕に繋がる神経を圧迫するからです。

ただし、肩こりや手足、腕のしびれがひどい場合には、「頸椎椎間板ヘルニア」「消化器官の病気」「心臓の病気」「脳の病気」などの病気が隠れている可能性があります。

軽視、放置していても問題のない肩こりや、それに伴う手足や腕のしびれがほとんどであるのは事実ですが、あなたの肩こりやそれに伴う手足や腕のしびれが、問題のないものとは限りません。少しで異常を感じることがある時には、迷わず医療機関を受診しましょう!

また、今回ご紹介した肩こり予防法は、肩こりの改善法としても効果がありますので、ぜひ試してみて下さいね。