寝起き 頭痛 吐き気 原因 改善法
朝はやることがいっぱいあるのに、時間は限られていますよね。そのうえ寝起きで吐き気や頭痛があったら・・・。その日1日をブルーな気分でスタートすることになってしまいます。

今回は寝起きに起こる吐き気や頭痛の考えられる原因や改善方法をご紹介します。予防法もご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。


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寝起きで吐き気や頭痛が起きる原因は?

寝起き 頭痛 吐き気 原因 改善法

① 水分不足

季節を問わず、私たちは寝ている間にコップ一杯程度の汗をかくと言われています。そのため寝起きの体は水分不足状態であることが多いのです。

体内の水分量が少ないと、血液がドロドロになってしまうため、血流が悪くなります。血流が悪いと脳の血液が不足し、吐き気や頭痛なその症状が起こるのです。

② 寝不足、寝過ぎ

寝起きに吐き気や頭痛が起きるのは、「睡眠時間」が原因となっているかもしれません。睡眠は日中たくさん働いてくれた脳と体を休ませる重要な役割を持っています。

寝不足の場合、脳や体が休めていないので、体から危険信号が発せられます。その危険信号が「吐き気や頭痛」というわけです。

では、たくさん眠れば良いのでしょうか?

いいえ、そうではありません。
寝過ぎると脳の血管に必要以上の負担を与えてしまうため、頭痛やそれに伴う吐き気が起こります。つまり、吐き気や頭痛のない、スッキリとした寝起きを迎えるためには、睡眠を「適度」に取ることが大切なのです。

③ 二日酔い

寝起きに吐き気や頭痛がする時の、最もシンプルな原因は「二日酔い」ですね。前日、「お酒を飲んでから寝た」という自覚は本人にもあることでしょう。

二日酔いは、肝臓でアルコールを分解する際に発生する「アセトアルデヒド」という有毒物質が原因で起こります。通常、アセトアルデヒドは最終的に無毒化されますが、肝機能が低下していると分解が上手くいかないことがあるのです。分解されなかったアセトアルデヒドは、有毒なまま体内に留まり、吐き気や頭痛などの症状を引き起こします。

ちなみに、二日酔いはアルコールを大量に摂取した時だけに起こるわけではありません。体調がすぐれない時や疲れている時などにアルコールを摂取すれば、その量が例え少量であっても二日酔いになってしまうことがあるので注意しましょう。

④ 肩こり・首こり

「睡眠時間も十分とって、前日にお酒も飲んでいない。それなのに寝起きに吐き気や頭痛がある。」という場合には、「肩こり・首こり」が原因となっているかもしれません。

日中の動作だけでなく、枕の高さが合っていないものを使い続けることも肩こりや首こりの原因となります。肩こりや首こりが悪化すると、体の筋肉が緊張状態となり、血流が悪くなって脳の血液が不足するため、頭痛やそれに伴う吐き気を引き起こすのです。

肩こりや首こりにより、頭が重たく感じ、突っ張りや締め付けのような痛みがおこる頭痛は、「緊張型頭痛」と呼ばれています。

⑤ 偏頭痛(片頭痛)

寝起きにおこる頭痛やそれに伴う吐き気として「偏頭痛(片頭痛)」も考えられます。偏頭痛の特徴は、その名の通り、主に左右どちらかの頭やこめかみ周辺が脈打つようにガンガン・ズキズキと痛むことです。拡張した脳血管が炎症を起こし、頭にある三叉神経を圧迫することで痛みとなります。

偏頭痛は主に、ストレスやホルモンバランス、疲れなどが原因となって頭痛を引き起こします。

⑥ くも膜下出血

寝起きに頭痛や吐き気が何日も続く場合、「くも膜下出血」という怖い病気が原因であることもあります。くも膜下出血はその名の通り、脳を覆う膜の1つ「くも膜」の下で出血がおこる病気です。

突然激しい頭痛が起こり、それに伴う吐き気や嘔吐があるのが特徴です。また、出血に伴う急激な血圧低下も起こります。思い当たる症状がある場合には、すぐに病院を受診しましょう!診療科は脳神経外科がオススメです。 

その他

上記に挙げた5つの原因の他にも、前日の暴飲暴食による「胃もたれ」や、ストレスによる「過敏性腸症候群」、「高血圧・低血圧」など、寝起きの吐き気や頭痛には様々な原因が考えられます。

前日までの行動をよく考え、思い返してみることで、原因がわかるかもしれませんね。


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寝起きの吐き気や頭痛を改善するには?

寝起き 頭痛 吐き気 原因 改善法

① 水分をこまめに取る

重複しますが、体内の水分量が不足すると血流が悪くなるため、血圧の低下や頭痛、吐き気などが起こる可能性が高まります。

寝起きに頭痛や吐き気があったら、まず水分をこまめに取ってみましょう。新陳代謝を良くし、血流を改善することで、頭痛や吐き気が改善されるかもしれませんよ!

② 薬を服用する

水分を取っても頭痛や吐き気が改善されない場合には、頭痛薬や吐き気止めを服用することも一つの方法です。

ただし、頭痛や吐き気の原因が二日酔いの場合は服用してはいけません!体内に残っているアルコールの影響で薬の効果が過剰に出てしまう恐れがあるからです。また、頭痛薬や吐き気止めはなどの薬を服用することは、一時しのぎでしかありません。何日も頭痛や吐き気が改善されない時には、医療機関に頼りましょう。

③ 冷やす・温める

寝起きに頭痛がする場合には、首の後ろやこめかみなどを冷やしたり温めたりするのも改善方法の1つです。

偏頭痛の場合は拡張した脳血管が炎症を起こしているのが原因ですので、タオルに包んだ保冷剤などで冷やして血管を収縮させましょう。

一方、緊張型頭痛の場合には、肩こりや首こりなどによって血管が収縮しているのが原因ですので、蒸しタオルで温めたり、お風呂にゆっくり入ったりして血管を広げましょう。冷やすべきか、温めるべきか、どちらかわからない場合には、両方試してみましょう!「気持ちがいい」と思った方法が正解ということもいわれています。

④ ゆっくり休む

無理に動くことで頭痛や吐き気が悪化することもあり得ます。

横になるなど、自分が楽な体制で可能な限りゆっくり休み、落ち着くまで安静に過ごしましょう。

⑤ 医療機関に頼る

寝起きの頭痛や吐き気が何日も続いたり、激痛や激しい嘔吐があった場合には、医療機関に頼りましょう。

万が一、くも膜下出血などの怖い病気だった場合にも、早期発見をすれば大事に至らずに済むこともありますからね。

病院に受診すれば原因がはっきりしますし、自分の体調や体質に合ったお薬を処方してもらえますので安心です。
診療科は内科・脳神経外科・神経内科がよいでしょう。

寝起きの吐き気や頭痛を予防する方法

寝起き 頭痛 吐き気 原因 改善法

① 寝る前にコップ一杯の水分を補給する

寝ている間にコップ一杯程度の汗をかくことを踏まえ、コップ一杯の水分を補給してから寝るようにしましょう。

そうすることで寝起きの水分不足を防ぎ、さらには寝起きの吐き気や頭痛を予防することに繋がります。

② 肩こり・首こりをほぐす

寝る前にお風呂にゆっくり入ったり、ストレッチをして肩や首のコリをほぐしてあげましょう。

また、自分に合った高さの枕を使用して、寝ている間の肩こり・首こりを予防することも寝起きの吐き気や頭痛の予防になりますよ。

③ 食生活の見直し

前日の暴飲暴食は胃もたれの原因となりますので控えましょう。

また、「チラミン」という成分を多く含む食材を寝る前に摂取すると、寝ている間に血糖値が大きく下がってしまう可能性があります。血糖値が下がることで寝起きの頭痛や吐き気、だるさなどが引き起こされるので、なるべく控えた方が良いでしょう。

ちなみにチラミンを多く含む食べ物は「チョコレート・チーズ・ビールなど」です。

好きなものを我慢することは、かえってストレスにもなってしまいますよね。「今までよりも少し量を減らす」などの方法で食生活を見直すだけでも、寝起きの頭痛や吐き気を予防することができるかもしれませんのでぜひ試してみてください。

④ 適度な睡眠時間

適度な睡眠ができると、脳の血管を程よく広げ、上手に脳と体をリラックスさせることができるため、寝起きからスッキリとした心や体で1日をスタートすることができます。

ちなみに、適度な睡眠時間は6~8時間と一般的には言われていますが、もちろん個人差があります。中には4時間ほどで十分な人や、10時間は寝ないと体調が悪くなる人もいることでしょう。

寝起きに頭痛や吐き気を感じず、スッキリとした目覚めを迎えられた時間があなたの適度な睡眠時間と言えます。
できることなら毎日、適度な睡眠時間を十分に取れるよう心がけてみてくださいね。

⑤ ストレスを溜めない

ストレスを溜めないことは、とても難しいことですよね。しかし、ストレスは心の問題だけでなく、体にも大きな影響を与えます。

適度な運動をしたり、趣味に没頭する時間を作ったりと自分に合った解消法でストレスを溜めない工夫をしてみてくださいね。

まとめ

寝起き 頭痛 吐き気 原因 改善法

寝起きに吐き気や頭痛が起こる原因は、「寝不足・寝過ぎ」「二日酔い」「肩こり・首こり」「偏頭痛」「くも膜下血腫」などが考えられます。

寝起きの吐き気や頭痛を改善するために、まずは水分をこまめに取り、痛みのある部分を暖めたり冷やすなどを試してみましょう。それでもなかなか治らない場合には頭痛薬や吐き気止めの薬を使用し、楽な体制で可能な限りゆっくり過ごしてみて下さい。なお、激痛や激しい嘔吐がある場合には医療機関を受診するようにしましょう。

「明日も寝起きに吐き気や頭痛があったらどうしよう・・・」と心配しながら眠るのは、眠りの質を悪くし、結局寝起きの頭痛や吐き気に繋がってしまう可能性があります。

ぜひ、ご紹介した予防法を試してみて、寝起きに吐き気や頭痛が起きないスッキリとした毎日を送ってくださいね。